夏に植える野菜

小松菜の種まき〜収穫までの育て方!栽培時期や病気・害虫の対策など!

小松菜の種まき〜収穫までの育て方!栽培時期や害虫の対策など!

小松菜は、アブラナ科の食物でクセが少ないので食べやすく、炒め物や汁物にしてもおいしい野菜です。

年間を通してスーパーなどでも売られていますが、和食にも洋食にも幅広く使える野菜ですので、ぜひ小松菜の家庭菜園にチャレンジしてみてください。




小松菜の特徴

種まき 収穫
寒冷地・冷涼地 4月上旬・5月下旬・8月上旬・9月上旬 5月下旬・6月下旬・9月上旬・10月下旬
一般地・暖地 3月中旬・6月中旬・9月上旬・10月中旬 5月上旬・7月中旬・10月上旬・12月中旬

小松菜は寒い地方でもよく育ちます。寒さにも暑さにも強い食物ですが、夏場は直射日光を避け冬はビニールでトンネルを作るなどしてある程度環境を整えてあげましょう。成長が早いというのが特徴で、種から育てても1ヵ月程度で収穫できるようになります。

ほとんど失敗する心配のない野菜ですので、これから家庭菜園を始めようという初心者の方にもおすすめです。



小松菜の肥料と土

小松菜の肥料と土

小松菜は、基本的に追肥の必要がありません。もともと肥料が含まれている培養土であれば、ほかの肥料は不要です。何も入っていない土を用いるのであれば、間引きをするときに追肥を行いますが、それ以降は追肥の必要がありません。

肥料は、葉の色具合を見ながら、場合に応じて与えて下さい。葉の色が黄色っぽくなっていた時は、即効性の高い液体肥料を与えましょう。

ただし、水を与えすぎていたり、日当たりが十分でない場合も肥料が不足しているときと似た症状が現れます。間違えて余分に肥料を与えてしまうと、「肥料焼け」を起こしますので注意しましょう。

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小松菜の種まき

小松菜は成長が早いので、種から育てるのが一般的です。

地植えで育てる場合・プランターで育てる場合について、それぞれお話ししていきます。

地植えで育てる場合

地植えで育てる場合

小松菜を地植えにする場合は、種をまく10日から2週間前には石灰をまいておき、土を中和させておきましょう。そのあとで培養土、または完熟堆肥をまきます。その際、発芽しやすいようよく土を耕しておきましょう。

そこからさらに 1週間程度時間をあけて、化成肥料を加えます。船をつくって種を植える場合は、旨の長さが 1mから1m 50㎝、高さは10㎝から 15㎝程度につくります。

プランターで育てる場合

プランターで育てる場合

プランターに小松菜の種を植える場合は、幅が40cm以上のものを選んでください。種をまいて育てるのであれば、種と種の間を10㎝程度あくようにして撒き、土は培養とを用います。ホームセンターに売られている野菜用の土をそのまま使用してもかまいません。

ご自分で土を作る場合には、赤球土と腐葉土を7対3の割合で混ぜ合せ、石灰と化学肥料を加えます。プランターに種を植えるときは、水をまいてもあふれることがないようプランターの8割程度の深さまで土を入れておきましょう。

プランターで小松菜を育てるときも、10日から2週間程度前までに土を作ってならしておきましょう。種を植える場所に指や割りばしなどをつかんで土の表面に筋を入れ、10cmから 15㎝間隔に種をまいていきましょう。その上から軽く土をかぶせ、発芽するまでは水をたっぷりと与えておきましょう。

発芽したら 2回間引きを行い、葉が2枚から3枚程度になったら 3 ㎝程度感覚に間引きをして下さい。



小松菜の苗植え

苗植え

小松菜は種まきをするのが一般的ですが、苗で育てることもできます。苗を選ぶときは、なるべく葉の色が濃い健康なものを選んでください。また、葉に穴が開いていたりと病気や害虫の被害に遭っていないかどうかを確認してから購入しましょう。

苗を植えるときは、はじめに入れられているポットから取り出し、根を傷つけないよう注意しながら土をほぐし、用意した土の中に植え付けをします。植え付けをするときは、あらかじめ苗を入れられるよう穴をあけておきましょう。

苗の根元と入れておいた土の高さが同じになるよう、土をならして下さい。植え付けが終わったら水を与えます。水の量はプランターの底から水が流れ出すまでたっぷりと与えましょう。

小松菜の間引き

小松菜は成長が早いので、種をまいてから3日から4日で発芽します。双葉が開いたら育ちの悪い葉を間引きしますが、3㎝を目安に間隔を空けて行います。間引いた後は、根元に土を寄せる残業忘れずに行いましょう。

種まき後と同じく、間引きした後は土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。間引きは2回行いますが、2回目の間引きは葉が7枚から8枚になった時に行います。ハサミを使って葉の下から丁寧にカットしましょう。切り取った葉は、そのまま料理に使ってかまいません。

間引き後は、1週間程度おいてから追肥します。肥料は化成肥料でかまいません。化成肥料を10g程度プランター全体にまき、再び根元に土寄せしてください。これを、だいたい1週間に1度のペースで行います。

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小松菜の病害虫について

小松菜は、アブラナ科の植物ということもあり害虫がつきやすいので注意しましょう。なるべく、発芽したらすぐ防虫ネットを張り、収穫するまでは防虫ネットを取らないようにするのが一番の対策です。

ただし、防虫ネットを張っているからと言って安心せず、害虫が付いていないか、毎日こまめにチェックして下さい。特にアブラムシには注意しましょう。アブラムシは、ほとんどの植物や野菜につく害虫ですが、水をかければその水圧で簡単に駆除できます。

ヨトウムシ

ヨトウムシ

ヨトウムシの卵は4月からは5月頃に孵化し、小松菜の葉などに卵を産み付けます。また、植え付け時期によっては9月から11月ごろに孵化する場合もあります。

ヨトウムシの幼虫は黄緑色をした芋虫で、成長するとだいたい5cm程度の大きさになります。小松菜の葉にヨトウムシの幼虫がついてしまうと、葉の筋のみを残し、残りの葉っぱを食べつくしてしまいます。

見つけた時は早めに駆除する必要がありますが、専用の殺虫剤を用いれば、葉に卵が付く心配もありません。

立ち枯れ病

立ち枯れ病になると葉や茎が褐色に変色し、腐って枯れてしまいます。症状が現れたら、その部分を切り取って、下に落ちた葉っぱなども拾い集め、燃やすなどして処分して下さい。

腐り落ちた葉や茎をそのままにしておくと方針が土の中に残り、越冬してほかの植物や小松菜に菌が移ってしまいます。立ち枯れ病の菌が繁殖する原因は石灰の与えすぎです。予防対策としてはネギやニンニクと一緒に植えると、立ち枯れ病を防ぐことができます。

また、農薬でも立ち枯れ病の予防になります。農薬は、ホームセンターなどでも売られていますので、あまりいろいろな野菜を植えるスペースのない方におすすめです。



小松菜の収穫時期と収穫方法

小松菜の収穫の仕方

小松菜は、種まきから1カ月程度で収穫できます。収穫するには、小松菜の高さが20 ㎝から25㎝程度になってから行ってください。春に小松菜の種をまいたのであれば、だいたい 1カ月から40日程度秋にまいた小松菜であれば、50日から半年程度で収穫可能となります。

収穫するには、ハサミを使って根元からカットするか、根元をつかんで小松菜の苗を根元から抜き取るように収穫します。小松菜は育ち過ぎると葉が固くなって食べづらくなったり、アクが出てしまいますので、高さが30cm以上になる前に収穫して下さい。

長く楽しむためのポイント

小松菜を長く楽しみたいのであれば、プランターは数個用意しておき、大体10日から2週間おきに種まきをすると、それほど間をおかず小松菜を収穫することができます。

小松菜は成長させすぎると味が落ちてしまいますので、適期を見逃さないよう注意しましょう。