秋に植える野菜

ソラマメの種まき〜収穫までの育て方!栽培時期や整枝・病害虫の対策など

ソラマメの種まき〜収穫までの育て方!栽培時期や整枝・病害虫の対策など

ソラマメは豆のさやの部分が上を向いて伸びることから、「ソラマメ」という名前がついたといわれています。ソラマメといえば、ビールのおつまみとしても欠かせないものですよね。最近の日本食ブームも相まって、健康志向の高い海外の方にも人気です。

ソラマメの栽培期間は、10月から5月までと長いというのが特徴ですが、ソラマメ本来の味を楽しむのであれば、収穫してから3日以内に食べるのがおすすめです。

たんぱく質が豊富に含まれていますので、悪酔いを防ぎ、ビタミンBやビタミンC、鉄分など女性にもうれしい栄養素もお豊富に含まれています。

ソラマメの栽培時期と育成条件

ソラマメの栽培時期と育成条件
ソラマメの生育条件
  • 日当たり:日なた
  • 土壌酸度:中酸性~中性
  • 植えつけ:株間45~50cm

ソラマメの日当たり

ソラマメの日当たり

ソラマメは日当たりの良い場所や風通しの良い場所をこのみます。ソラマメを育てるには 15℃から20 ℃が適温になります。

どちらかというと涼しい気候をこのみますので耐暑性は高くありません。そのため気温が25℃度を超えると育ちが悪くなるという特徴があります。寒さに強くマイナスことでも育つことができますが、霜には注意しましょう。

ソラマメの用土と土


ソラマメをプランターで育てる場合は、野菜用の培養土が最も適しています。ソラマメを地植えにするのであれば 2週間程前に石灰を混ぜてよく耕しておき、堆肥や元肥を入れておきましょう。

肥料は与えすぎるとツルボケをしますので、追肥は控えめにしましょう。ツルボケとは、つるや葉ばかりが成長し、実がつきにくくなることを言います。

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ソラマメの水やり

ソラマメの水やり

種をまいた後は、芽が出るまでたっぷりと水を与えましょう。地植えにする場合には特に水やりの必要はありません。

ただし、雨が降らない日が続くなど、土が乾燥しているようであればたっぷりと水を与えてください。特に開花時期はたくさん水を必要とする時期でもありますので、乾燥しないよう注意しながらたっぷりと水を与えるようにしましょう。

ソラマメの種まき

地植えにする場合は種をまく2週間から3週間程前に石灰をまいてよく土を耕しておき、さらに1週間前に堆肥や元肥を土に混ぜ合せておきましょう。

ソラマメの種は30cmずつ間隔をあけながら、1カ所につき2粒から3粒ずつ種をまいていきます。種は深さ2cmから3cm程度に埋め込みます。ソラマメは鳥に種を食べられてしまう恐れがありますので、種をまいた後には藁や寒冷紗などで覆っておきましょう。発芽するまで育苗ポットで育ててもかまいません。

ソラマメを植える時は以前にマメ科の植物が植えられていない場所を選んで育てましょう。また、ソラマメは日当たりが良く風通しの良い場所を好みますが、風で種が飛ばされてしまう心配のない場所を選んでください。

ソラマメの植え付け方

育苗する場合は、2枚から3枚ほどの本葉が育った後で植え付けを行います。また、ソラマメはそのまま越冬することができますので、収穫が終わった後は寒冷紗でトンネルをつくるなどして防寒対策をして下さい。

地植えにするときは、およそ60cmから 70cm程度の幅に畝をつくり、畝の真ん中あたりに深さ20cmから 30cmの溝をつくります。鉢植えにする場合は支柱で苗を囲み、その上からリングを通して倒れないよう工夫しましょう。

また、ソラマメは高さが30cm以上になると寒さに弱くなるという性質がありますので、種まきや植え付けを行う時期は守るよう心がけましょう。寒さに強い植物ではありますが、-5度以下になった場合にはマルチングをするなど防寒対策が必要です。

ソラマメの支柱の立て方

ソラマメは背丈が高くなると倒れやすくなりますので、支柱を立てておきましょう。暖かくなってくると成長が進み草丈がぐんぐん伸びてきます。

高さが20cmから30cmになったら 2m以上の高さがある支柱を両わきに立って、ネットを張ります。つるが伸びてきたらネットに絡みつくようひもで固定しておきましょう。

ソラマメの整枝

ソラマメの整枝

春になり暖かくなってくると、枝の部分が次々と別れて成長しはじめます。

花が咲き始めたらなるべく太い枝を選んで、密集している部分の枝を6本から8本程度残すようにして後は根元から取り除きます。そのあとで根元が隠れるように土をかぶせ、胸の両わきに追肥を行います。

また、枝が長く延び過ぎていると倒れてしまうことがありますので、上部を刈り取って高さを整えてあげましょう。そのあとでまた土を根元にかぶせます。

ソラマメの間引きと敵芯

苗の高さが30cmから40cm程になると枝がたくさん伸びてきます。

太くて丈夫な枝を選び、7本から8本を目安に苗を残し、後は切り取っておきましょう。

ソラマメの育苗

ソラマメの育苗

育苗ポットに培養土を入れ、種の黒い部分を下にして1カ所につき2粒か3粒を目安に種をまきます。種は浅めに埋め、頭が少し出る程度に種まきを行います。

発芽した後は1本だけ残し、あとは間引きをして下さい。苗の高さが7㎝から8㎝になったら育苗ポットから取り出し、根の部分についた土を軽くほぐした後で植え替えを行いましょう。

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ソラマメの収穫

ソラマメの収穫

ソラマメは花が咲いてから35日から40日経過すると収穫時期を迎えます。成長途中は上を向いていますが、収穫時期が近づくにつれ、みの重み段々々と下を向きはじめます。実が膨らんでツヤが出始め、背筋の部分が黒っぽく変化してきたときが食べごろの目安です。

ヘタの上にある茎をハサミでカットして収穫して下さい。あまり収穫時期を過ぎると味が落ちてしまいますので、よく観察してタイミングを見逃さないようにしましょう。収穫後はなるべく早く塩ゆでにするなど、鮮度が落ちないうちに調理します。

病害虫の対策

アブラムシ

アブラムシ

収穫時期が近づきみが膨らんでくるとアブラムシが付きやすくなりますので注意しましょう。アブラムシを見つけたら殺虫剤を散布してもかまいませんが。食用ですので殺虫剤をまきたくないというのであれば、水を入れた霧吹きを吹きかけても駆除することができます

また、霧吹きに入れる水の中に食器洗い洗剤や吸入を混ぜて吹きかけても取り除きやすくなります。しかし、あまり数が多い場合には殺虫剤を効果が高く確実に駆除することが可能です。アブラムシが付くと、樹液を吸い取られ、実を収穫することができなくなりますので早めに対処して下さい。

マメ科の植物にはアブラムシが付きやすいので注意しましょう。アブラムシを防ぐには、植え付けを行う際におった穴、または種を植える場所にあらかじめ殺虫剤をまいておきます。また、船をつくったらすぐ上に藁か寒冷紗を強いておき、両脇に支柱を立ててアルミ製のテープを2段から3段に張っておきます。

育苗ポットで育てる場合は、いく萎えポットを並べてある場所に支柱を立て、その上にアルミのテープをジグザグにかけておくとアブラムシを防げます。

ネキリムシ

ネキリムシはヤガの幼虫で、体長は4cm程度の芋虫です。主に苗の根元部分を食べるため、ネキリムシの被害に遭うと、苗が倒れて葉が土の中に埋まっていることがあります。

ネキリムシは雑食ですので、ソラマメ以外にもほかの植物があれば、周囲の植物も食べてしまいますので注意しましょう。

ネキリムシを駆除するには農薬が最も効果的ですが、ネキリムシは柔らかい部分しか食べることができませんので、種をまいた後で畝の周りに雑草をはやしておくと、先にそちら側から食べますので被害を軽減させることができます。

そのほかの方法としては、ペットボトルの底を高さ5cmほどに切り、1cmから2cm程度土に埋め、苗を覆ってあげるとネキリムシが近寄れなくなります。

モザイク病

モザイク病はウイルスが原因で発生します。モザイク病に感染すると葉や茎、花に淡い黄色の斑点が現れ、それが徐々に株全体に広がり処置が遅れると枯れてしまいます。ウイルスが原因ですので一度モザイク病にかかってしまうと対処のしようがありません。そのため、モザイク病にかかってしまった株は抜いてしまいましょう。

モザイク病はそのまま放置しておくと、葉が糸のように細くなり、葉脈が濃い緑色に変色します。そのほかにも葉の形や茎が歪むといった症状もあらわれます。主に3月から11月ごろに発生しやすい病気ですので、モザイク病にかかっていないかどうかこまめにチェックしましょう。

また、モザイク病にかかった内にアブラムシが付くと、アブラムシが媒介し被害を広めてしまいます。モザイク病を防ぐためには、植えた後にウイルスが飛散しないようビニールでトンネルを作り、使用するはさみは常に消毒してから使用するようにしましょう。

おわりに

今回は、ソラマメの育て方についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ソラマメを家庭菜園で育てると、採りたての新鮮な味を楽しむことができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。