ここでは、春に植える野菜のおすすめ5選をご紹介していきたいと思います。
その他の春に植える野菜については、このページ下部でまとめていますので、参考にしてください。
トマト
ナス科ナス属。南アメリカのアンデス山脈が原産の多年生植物です。緑黄色野菜の一つであり、果実は食用とされています。
日本での栽培では冬に枯れてしまうので一年生植物とされていますが、熱帯地方では枯死することがないので多年生とされています。長い年月生育することができ、その間に開花と結実をし続けます。
栽培に適する温度は、昼間が20~25℃、夜が10~20℃です。30℃を超える戸、着果障害が増えてきます。非常に多くの品種があり、日本で好まれているのは桃系のトマトです。
- トマトリゾット
- ラタトゥイユ
- トマトと生ハムのカルパッチョ
- トマトの胡麻和え
どんな栄養があるの?
ビタミンAやβカロテンが豊富で、癌の予防や紙の健康、視力や皮膚の健康にも効果があります。
肺や喉を保護する働きもあります。赤色色素であるリコピンには、活性酸素を減らしてくれます。
チンゲンサイ
アブラナ科の植物で、和名はタイサイ。中国華南地方が原産地。生育期間が短く、40~50日程で収穫可能。また、気温の変化にも強いので1年中スーパーで目にする事ができます。
家庭での栽培も簡単で、手軽にプランターでも育てられます。軸が肉厚で、歯切れの良さが人気。アクが無いので、食べやすい食材です。
- チンゲンサイと卵のオイスターソース炒め
- チンゲンサイと豚肉のあんかけご飯
- チンゲンサイのひき肉炒め
どんな栄養があるの?
βカロテンが豊富で、免疫力アップやがん予防、髪と肌を美しくする、夜盲症予防などの効果が期待できます。油と一緒に調理することで、βカロテンの吸収率が上がることから、油料理に適しています。
カリウムも豊富で、これにより体の余分な塩分を排出する事が出来ます。むくもを抑え、高血圧の予防にもつながります。カルシウムも含まれており、骨を丈夫にする働きがあります。
ゴーヤ
つる性の一年生植物で、熱帯アジア原産。4~5mもの長さに伸びます。標準和名はツルレイシ。ゴーヤは一般的に普及した呼び方です。
とても苦みが強いため、ニガウリとも呼ばれています。ゴーヤの最大の特徴はその苦さなのですが、品種改良されて苦みが少なくなったものもあります。
- ゴーヤーチャンプルー
- ゴーヤーのおひたし
- 鶏肉とキャベツとゴーヤーの炒め物
- 天ぷらやチップス
どんな栄養があるの?
ビタミンCが豊富で、トマトの5倍だと言われています。
また、モモルディシンやコロソリンなどの苦みタンパク質が、胃を丈夫にしてくれます。モモルディシンは神経へ働きかける作用もあり、気持ちをスッキリさせてくれます。
ピーマン
ナス科の一年草植物。唐辛子の栽培品種です。日本のスーパーで見かけるのは、明治の初めにアメリカから伝わってきた品種を改良したもの。
未成熟な緑色の状態を食べるのが一般的ですが、成熟する事で赤や黄色に変わっていきます。
- 青椒肉絲
- 野菜炒め
- ピクルス
- 肉詰めピーマン
- ラタトゥイユ
どんな栄養があるの?
ビタミンCが豊富で、お肌の健康に役立ちます。また、風邪の予防にも効果的です。βカロテンがたくさん含まれているので、癌の予防効果が期待出来るほか、目や髪の健康を守り、肌や粘膜を強くしてくれる働きがあります。
苦み成分であるクエルシトリンは、ポリフェノールの一つ。高血圧の改善やうつ病の予防に役立ちます。
パセリ
セリ科の仲間で、二年草です。品種改良が行われており、葉が縮れたカーリーパセリがよく使われています。
原産地ははっきり分かっておらず、カール・リンネによるとサルディニア島だそうです。食用としての歴史は大変古く、ローマ時代から料理に使用されていたようです。様々な気候に適応する植物なので、世界中で栽培が行われています。
- パセリ納豆
- 南瓜サラダに混ぜ込む
- パセリとパン粉で鳥肉を焼く
- 焼きパセリのガーリック焼き
どんな栄養があるの?
βカロテン:発がん作用を抑制したり、体内でビタミンAになり目や髪の健康を守ります。
肺や喉など、呼吸器系も保護。
アピオール:口臭や食中毒予防。疲労回復効果があります。
ビタミンK:カルシウムが骨に定着するのを助けます。
その他にも、ミネラル類やビタミンCも豊富に含まれています。
その他の春に植える野菜
その他の春に植える野菜は、下記で見ることができるので、参考にしてみてくださいね。