トウモロコシはイネ科の植物で、「世界3大穀物」と言われています。野菜ではなく、穀物ということになりますね。国によっては主食として食べられています。
日本で食べられているのは、スイートコーンで甘味種です。トウモロコシのことを、とうきびと呼ぶことも。
茹でて食べたり焼いたりしますが、加工して食べたり飼料にしての利用、はてはバイオプラスチックの原料となったり色々と利用されていますね。バイオエタノールとしても重視されています。
トウモロコシの賞味期限
トウモロコシは鮮度が落ちるのがとても早い食材です。
収穫したらすぐに茹でないと、どんどん糖分が失われてしまいます。
生で置いておくなら、新聞紙に包み野菜室に立てて入れます。甘みは若干落ちてしまいますが。
- 生のままのトウモロコシの賞味期限は3~4日程。
- 茹でたトウモロコシの賞味期限は、2~3日程。
冷凍も可能です。
- 茹でて冷凍したトウモロコシの賞味期限は、1ヵ月程度です。
- 粒をバラして冷凍したトウモロコシ・ペーストにしたトウモロコシの賞味期限は、同じく1ヵ月程度です。
甘みがあり美味しく食べるなら、賞味期限内であっても採れたて…もしくはその日のうちに食べるのが1番です。
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選び方・見分け方
少しでも鮮度が良くて、甘く美味しいトウモロコシを選びたいですよね?
選び方のポイントを調べてみました。
良いトウモロコシ
- ひげ根の色は、茶色が濃いもの。
- 皮にツヤがあり、濃いみどりのもの。
- ひげ根がふっさふさで、しっとりしているもの。
- ずっしりと重いもの。
- 実の色は、黄色より白いもの。
- 切り口が白く変色していないもの。
知っている人もいるかと思いますが…実は、ひげ根の数と実の数は一緒です。
ひげ根が多いものは実も詰まっているので、チェックしてみましょう。
傷んだトウモロコシ
- すっぱい匂いや、異臭がする。
- 変色していたり、カビが生えている。
- ぬめりやネバつきがある。
皮や切り口が白色から黄色に変わっているものは、鮮度が落ちて日が立っている証拠。購入する時は避けます。
そして皮付きのものを買いましょう。
保存方法について
生のままでも保存できますが、あまりおすすめではありません。ひと手間加えて保存しましょう。
冷蔵庫で保存
- 皮付きのまま新聞紙(ラップ)で包み、野菜室に立てて入れる。
- 茹でて熱いうちにラップで包み、冷めてからフリーザーパックに入れ冷蔵庫へ。
冷凍庫で保存
- 固めにゆでて熱いうちにラップで包み、冷めてからフリーザーパックに入れ冷凍庫に。
- 固めにゆでて、粒を包丁や手でバラしてフリーザーパックに入れ冷凍庫に。
※手で外すときは、縦1~2列を最初に指で取ると、後は簡単に取ることができます。 - 粒をミキサー,フードプロセッサーなどでペースト状にして冷凍庫に。
冷凍したトウモロコシは自然解凍や電子レンジで解凍します。解凍後焼いても美味しいですよね。
粒のものは、そのまま調理できます。解凍せずそのまま使いましょう。
サラダに入れる場合は自然解凍します。
ペースト状のものは、解凍せずにスープにできます。また、離乳食にも利用できますよ。
冷凍保存することで日持ちし、使い勝手が良くなります。色々試してみてくださいね。
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まとめ
トウモロコシには食物繊維やアミノ酸も含まれています。
ビタミン・カリウム・マグネシウム・カルシウムなども、バランス良く含まれていて主食代わりになるほど栄養価が高いです。
高エネルギー食材なので、夏バテしそうなとき、夏バテ予防にもってこいです。トウモロコシを食べながら、暑い夏を乗り越えたいですね。
最近では、品種改良が進み生で食べることのできるトウモロコシも出ています。
また甘みが増していて、15度以上の糖度がありメロンよりも甘いものが!!ぜひ食べてみたいですね。