ここでは、夏に植える野菜のおすすめ5選をご紹介していきたいと思います。
その他の夏に植える野菜については、このページ下部でまとめていますので、参考にしてください。
小松菜
アブラナ科の野菜。アブラナ科の野菜全般が春に咲かせる黄色い花を、菜の花と呼んでいます。古くから関東地方で親しまれてきた野菜ですが、今では大阪や福岡県など日本中の都市で生産されるようになっています。
寒さに強い特徴があるので、冬に栽培されています。霜が降りたり葉が凍っても枯れることはあまりありません。収穫までの日数は、80~90日です。
- コマツナとジャコの和え物
- コマツナのパウンドケーキ
- コマツナとさつま揚げの煮びたし
- コマツナとベーコンのバターガリックソテー
どんな栄養があるの?
ビタミンAが豊富なので、目の健康を守る働きがあります。
また、ミネラル分やカルシウムが豊富に含まれているのも、特徴的です。
カブ
アブラナ科アブラナ属に分類されている越年草で、肥大した根を食べます。カブラ、カブナ、スズナなどの別名がたくさんあります。世界中で栽培されている野菜で、アジア系とヨーロッパ系に分かれています。
古くから栽培されていた記録があり、中国の詩経にもカブについての記載があるとのこと。
ヨーロッパにおいては、古代ギリシアの史料に登場するほど、歴史のある野菜です。
- 浅漬け・糠漬け・千枚漬けなどの漬物
- カブのポタージュ
- カブの昆布和え
- 大豆とカブの野菜スープ
どんな栄養があるの?
消化酵素であるアミラーゼを多く含んでいるため、胃もたれ・胸やけの症状を改善してくれます。また、超の働きを正常に整える働きもあります。
βカロテンやビタミンCも豊富に含まれています。
シソ
シソ科シソ属に分類されている植物で、爽やかな芳香性があるのが特徴です。原産地はヒマラヤやビルマ、中国の中南部です。
育つと高さは1mくらいになり、縁が鋸状になっている葉が対生につきます。葉が縮れていたり、赤っぽい品種もあります。
- マグロのシソ巻き
- 明太子の大場くるみの天ぷら
- ひき肉の青じそはさみ揚げ
どんな栄養があるの?
βカロテン、カルシウム、ビタミンB1の含有量が多く、他の野菜に負けていません。
他にも、ビタミンB1、B2、B6、C、E、Kも含まれており、体内でβカロテンがビタミンAに変わる事も考えると、摂取出来るビタミンの種類がとても多いです。鉄分やカリウム、マグネシウム、亜鉛なども豊富です。
ニンジン
セリ科ニンジン属の一年草。原産地はアフガニスタン周辺です。今では世界中で栽培されており、改良も進んでいます。
西洋系は太くて短く、東洋系は細くて長いという特徴があります。日本に伝わった16世紀の頃は、根と同じように葉も食べていました。しかし現在では、一般的に根を食べることが多くなっています。
- ニンジンジュース
- 天ぷら
- ニンジンケーキ
- きんぴらごぼう
- 豚肉とニンジンの生姜炒め
どんな栄養があるの?
ビタミンA:カロテンとも呼ばれる成分で、これが皮に豊富に含まれています。調理する時には、なるべく皮も使うようにすると良いでしょう。
カリウム:塩分を体外に排出する働きがあるので、血液の循環を良くしてくれます。高血圧予防にもなります。
食物繊維:腸内環境を整え、腸の働きをよくしてくれます。
玉ねぎ
ネギ科の多年草で、原産地は中央アジア。紀元前のエジプト王朝時代から既に栽培さいた程、その歴史は古いです。
品種改良が盛んで、辛みの少ない甘い玉ねぎもあります。日本での食用としての歴史は浅く、明治時代になってから本格的な栽培が始まりました。
- カツ丼
- オニオングラタン
- 鶏肉とタマネギの煮もの
- トマトとオニオンサラダ
- タマネギの胡麻酢和え
どんな栄養があるの?
辛み成分である硫化アリルを多く含んでいます。これは加熱すると別の物質になります。
水に溶けやすく、魚や肉の臭みを取る働きもあります。
体内に入ると、消化液の分泌を促進したり、新陳代謝を助け、血液サラサラ効果も発揮します。高血圧・糖尿病の予防の効果が期待できます。
その他の夏に植える野菜
その他の夏に植える野菜は、下記で見ることができるので、参考にしてみてくださいね。