玉ねぎは、とても湿気に弱い食べ物です。しかし、保存の方法によってはとても長持ちする野菜でもあるのです。
常温保存がとても適している玉ねぎは、最高で5ヶ月保存ができると言われているそうです。
では、保存方法別に賞味期限について見ていきましょう。
玉ねぎの賞味期限はどれくらい?
まずは先ほどもご紹介した常温保存です。これが玉ねぎには一番適しており、大体2ヶ月程度は保存がきくといわれています。
冷蔵庫では大体1ヶ月程度保存できます。
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玉ねぎの賞味期限の見分け方
玉ねぎは長期保存に適した食材ですが、もちろん時間がたてば傷んできてしまいます。そこで、玉ねぎが傷んできたかどうか見分ける方法についてご紹介します。
玉ねぎが傷んでくると、身がぶよぶよした感じになってきます。触るとすぐにわかると思いますので、判断がつきやすいでしょう。ぶよぶよして変色してきた場合は、その部分だけを取り除けば食べることができます。しかし、風味は落ちているかもしれませんので、その点はご注意くださいね。
その段階からさらに傷んでくると、身がドロドロになり、腐敗臭もかなりしてきます。カビも生えてくることがあるので、そうなったときはそのまま捨ててしまいましょう。
長持ちする保存方法
普通の玉ねぎは長期保存ができますが、赤玉ねぎや新たまねぎはすぐに風味が落ちてしまうので早めに食べた方がいいですよ。
新たまねぎは水分がとても多いので、常温保存には適していません。常温保存してしまうと、すぐに皮がヌメヌメしてきてしまいますので注意してください。
新たまねぎは風味が落ちやすいので、数日で食べてしまった方が無難です。もしも少し長めに保存しておきたい場合は、新聞紙で包んでポリ袋に入れてから冷蔵室で保存してください。そうすれば1週間程度保存することができます。
湿気と温度に注意!
通常の玉ねぎもとても湿気に弱い食材です。そのため、常温保存する場合も湿度が一定に保たれる場所がよいでしょう。湿度が高すぎるとすぐに根や芽が出てきてしまい、栄養も風味も落ちてしまうので注意してくださいね。
また、玉ねぎは冬場の野菜なので低温を好みます。0~5度が適温と言われているので、野菜室よりは冷蔵室のほうが適しているでしょう。
常温で保存する場合は日陰干しもOK!
常温で保存する場合は、日陰に吊して保存するようにしてください。風通しがよく日の当たらない場所が最も適しています。みかんのネットなどに入れるとよいかもしれません。たまねぎ1個ごとに結び目をいれると、使いやすくなりますよ。
また、1個ずつ新聞紙に包んでかごに置いて保存してもよいでしょう。もちろんかごは風通しのよい所に置いておくようにしてくださいね。
さきほどもお伝えしたように、玉ねぎは冬場の野菜です。そのため低温を好みます。例年の猛暑のため、日本の夏はかなり暑く、また長いですよね。
そんな時期は、玉ねぎの常温保存をおすすめできません。夏場は外気も高く、湿度が一定を保てないことも多いので、しっかりと冷蔵庫で保存するようにしてください。
使い切れないときの料理法
使い切れなくて余ってしまった玉ねぎの保存について悩んだことはありませんか?
そんなときは、飴色玉ねぎにしてしまいましょう!
飴色玉ねぎはいろんな料理に使うことができます。じっくりと炒めたことでコクとうまみが出て来るので、玉ねぎのいいところを存分に活用することができるのです。
もしも使い切れずに残ってしまった飴色玉ねぎは、1回分ごとにラップか冷凍庫用保存袋に入れて、冷凍保存しましょう。1ヶ月ほど保存ができるので、冷凍のままカレーやオニオンスープなどに使うといいですよ。
また、酢漬けにするのもよいかもしれません。ワインビネガーなどのおいしいお酢に漬けることで、2週間ほど保存ができる常備食になります。ポテトサラダなどに混ぜるとおいしくなりますよ。