ハーブの育て方

シナモンの育て方!栽培管理や剪定方法・病害虫の対策について

シナモンの育て方!栽培管理や剪定方法・病害虫の対策について

クスノキは小学校の校庭に植えられていることも多く、非常に大きな樹に育つイメージがありますね。シナモンも例外なく、育成が早く楽しみな観葉植物です。原産国は台湾やスリランカで、暖かい国から日本にもたらされました。

日本に渡来したのは8世紀ごろと言われており、漢方薬として入ってきたようです。現在でも、発汗作用や冷え性の方が保温効果などを期待して飲用されていますね。

今回は、そんな観葉用としても薬用としても嬉しい、シナモンの育て方を紹介していきます。

シナモンの栽培期間と育成条件

シナモンの栽培期間と育成条件

 

シナモンの育成条件

日当たり:日なた
土壌酸度:中性
植えつけ:鉢植えが良い(冬場に10度を下回ると厳しい)
栽培期間:常緑樹 越冬して長期で栽培

株選びと植え付け

大きく育つ植物なので、幹が太くしっかりした株を選びましょう。観葉植物であるので、葉の黄色いものや枯れた茶色の株は避けましょう。

葉脈や光沢のある葉が豊富な株を選びましょう。寒さに弱いので、冬の間の管理が悪いものは購入から除外します。スタートの状態で元気がない株は、その後の育成では復活が厳しいです。

原産国からも解るように寒さに弱い植物です。露地栽培も可能かもしれませんが、冬季の温度が10度を下回るようでは育成困難です。鉢植え栽培が適しています

鉢植え栽培の場合は、将来の大きさを見越した鉢選びでなく、植え替えを考えて選びましょう。観葉植物として、幼木の頃は株の大きさに見合った鉢植えの方が見栄えがよいですね。

シナモンの植え替え適期

鉢植えで育てていき、ある程度大きくなったら植え替えが必要です。暖かくなった4月~5月に行うと株に負担が少ないです。

一回り大きな鉢に植え替えるとその分大きく成長していきます。繰り返せば繰り返しただけ大きくなる生育旺盛なシナモンです。ある程度で成長を止める必要があるでしょう。

シナモン栽培の土作り

シナモンは肥沃な土を好む植物です。観葉植物用の土がホームセンターで販売されているので購入するとよいでしょう。

観葉植物として室内で生育していくので、虫などが除去されている土壌にしましょう。

自前でブレンドする土壌にするなら、赤玉土6と腐葉土4の割合で混ぜたものにするとよいでしょう。いずれにしても水はけが良い土壌を好みます。

シナモンの植え替えのポイント

シナモンの植え替えのポイント

植え替えを行っていき株を大きく成長させていく観葉植物です。鉢植えを一回り大きくしていけばその分大きく成長する植物です。これ以上成長させたくない状態になったら、切り戻しの作業を行います。

成長を止めたら植え替えを行わないのではなく、土中の根のメンテナンスも必要です。鉢から株を抜いた状態で、根に付いた株土をある程度(1/3程)落として、黒く変色した根はハサミで切り落とします。同様に長い根も切り落としてしまいましょう。

同じサイズの鉢植えに植え替えを行います。用度は新しい土を準備して古い土は使いません。植え替えの時期は、暖かくなった春頃(4〜5月頃)が適齢期です。

シナモンの特性

シナモンの特性

温かい国が原産地なので寒さに弱い植物です。生育に適した温度は20度くらいです。冬場は10度を下回るようでは厳しいです。露地栽培は困難な植物です。

夏場の温度(高温)への心配はありませんが、水切れの心配はつきものです。

また、鉢植えで育てていても、冬場の室温に要注意です。窓際は10度以下に下がることもあり、夜間の低温には注意が必要です。

シナモンの水やりについて

シナモンの水やりについて

暖かい地方の原産なので水が大好きな植物です。特に春から秋にかけて水切れに注意しましょう。鉢植えの植物への水やりは、鉢の下から水が出てくるまで給水をします。受け皿に溜まった水は再利用しないで捨ててしまいましょう。

一方で、冬場は生育も落ち着き水のやり過ぎは根腐れにつながります。2~3日様子を見て、表面が乾いてきたら水やりを再開します。少し乾燥気味に育てていきます。

しかし、観葉植物なので葉の元気な状態を維持することも大切です。暖かい日中に、スプレーで葉っぱに潤いを与えるのもよいでしょう。スプレー保水は病気の予防にもなります。

シナモンの栽培管理

日当たりを好むシナモンは、日に当て育てていきましょう。暖かくなった春先から成長期に入りますので、屋外に出して日に当てることが大切です。

冬場に屋内なら温度の心配は低減されます。しかし、窓際や玄関など外気と変わらない状態では低温にやられてしまいます。屋内栽培の場合は日光不足の心配があります。日中は窓際で充分に日当たりを与えましょう。

放っておくと際限なく大きく成長するので鉢植えで生育管理を行いましょう。これ以上大きくしたくない状態で、枝を切り詰めていきます。切り戻しを繰り返してコンパクトな形を維持していきます。

生育が早いことはマイナスばかりでなく、葉枝が常に美しい状態を保つ=新芽に近い状態を維持できます。

シナモンの病害虫について

ハダニ

屋内栽培で土壌の管理をしっかりしていれば問題は少ないのですが、日当たり確保のために屋外に出した時が要注意です。シナモン自体は病害虫が少ない植物です。

シナモンにはハダニ・カイガラムシが寄生します。養分を吸い取ってしまう厄介な害虫です。見つけ次第殺虫剤で駆除してしまいます。

ハダニは葉の裏側に粒状に発見することがあります。乾燥した環境で発生することが多いようです。こちらも殺虫剤で駆除してしまいましょう。スプレーでの保水は予防にもなります。

育成の経験から屋外に出すことが発生要因となるように思います。しかし、観葉植物は暖かい時には外に出したいですね。そこで、寒冷紗ネットでカバーできるような用具を作り周りを覆ったりします。大きくないシナモンなら可能です。

シナモンの剪定

シナモンの剪定

生育力旺盛な、たくましいシナモンは剪定を行って形を整えましょう。春から夏にかけての暖かい時期が適齢期です。枝を見栄えよく切りそろえると同時に、冬に傷んだ枝も取り除いてしまいましょう。

大きく育てたくないなら切り戻しの作業を行いましょう。こちらは毎年繰り返すことによって成長を止めることになります。コンパクトに育てるシナモンも手ごろでいいですよ。

シナモンの使い方

シナモンの使い方

樹皮をそぎ落として乾燥させると丸まってきます。シナモンスティックとして市販されていますね。

シナモンは紅茶に入れても良い香りがします。過剰摂取の問題はありますが、食物繊維が豊富で美肌効果も注目されています。お肌のシミも減少するなどの報告も聞きます。

日本に持ち込まれた当初は薬用として活用されていたとのこと、効能は本物だったんですね。冷え性にも効果があるので、冬場の紅茶や夏場のデザートに用いると毎日が楽しくなります。

シナモン栽培のポイントと注意点

シナモン栽培のポイントと注意点

水が大好きなシナモンは特に夏場の水切れに注意しましょう。冬場は乾燥気味が良いです。それ以外は手間のかからない観葉植物です。

病害虫も少ないシナモンを室内で育成するので、手間もかからずストレスも少ない観葉植物です。初心者の方にもおすすめな観葉植物です。

年に1回の鉢植え替えや剪定が必要ですが、行ってしばらくするとシナモンは元気に生き生きとした姿になります。

おわりに

シナモンの株選びから育成までご説明しましたがいかがでしたか?観葉植物として手をかければかけるほど可愛らしく見えてしまいます。

株はホームセンターなどで手ごろな金額で販売されているので購入してみましょう。幹がしっかりしていて、葉っぱが光沢のある元気な株を選ぶのがコツです。

ぜひシナモンの栽培行って、緑豊かな観葉植物を眺められる室内を演出してみましょう!

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