夏に植える花

ひまわりの種まき〜収穫までの育て方!栽培時期や病気・害虫の対策もご紹介!

ひまわりの種まき〜収穫までの育て方!栽培時期や病気・害虫の対策もご紹介!

ひまわりは季語として用いられることもある夏の花で、大きいものだと3m以上になるものもあります。

また、種は食用として食べることもでき、甘みがあってビールやお酒のおつまみとして最高です。

今回は、そんなひまわりの種まきから収穫までの育て方栽培時期や病気・害虫の対策についてお話ししていきます。




ひまわりの特徴

ひまわりの特徴

ひまわりは「向日葵」という文字を書くことでもわかるように、太陽を追うように太陽の動きに合わせて花の向きを変えるという特徴を持っています。

黄色い大きな花が特徴で、観賞用として用いられることのほか、種からとれる油は食用としても用いられます。また、種はそのまま食べることもでき、日光をたっぷりと浴びたひまわりの種は、ビタミンEが豊富で食べることで免疫力をアップさせたり、美肌効果を得られたりと女性にとってもうれしい効果がいっぱいです。

そんなひまわりの栽培難易度ですが、小学校の課題に使われることもあるほどですので、お子さんでも簡単に育てることができます。



種まきの栽培時期

種まき 植え付け 開花
寒冷地 5月初旬~月中旬 6月中旬~7月上旬 7月中旬~9月中旬
一般地 4月上旬~6月中旬 6月中旬~7月上旬 7月中旬~9月中旬
暖地 3月中旬〜6月上旬 6月中旬~6月下旬 7月上旬~9月下旬
暖地(遅まき) 7月上旬〜8月下旬 9月上旬〜9月下旬 10月上旬〜12月中旬

ひまわりは夏の花ですので、寒さにはそれほど強くありません。

ひまわりは、なるべく温暖な気候で育てるのが望ましいですが、気温が23℃前後であれば発芽しますので、北国でも育てることが可能です。その場合は種まきの時期や肥料の与え方に注意しましょう。

また、暖地の場合は、遅まき夏に種まき・定植を行って育てることも可能です。

ひまわりの栽培に適した条件

ひまわりの栽培に適した条件

ひまわりの育成に適した条件

ひまわりを地植えにする場合は、なるべく日当たりの良い場所を選びましょう。

地植えにする場合は日当たりが良く、水はけの良い場所を選びます。土が硬くなっていると芽が出ませんので、よく耕して土を柔らかくした後で植えてください。

ひまわりは、ほかの花に比べて背丈も高く茎が太いため、根を張るための十分な広さが必要になります。複数を地植えにする場合は、少なくとも隣の花と30センチ以上は間隔をとって植えるよう心がけましょう。

ひまわりの用土と土

ひまわりを育てるにあたって、特別土を選ぶ必要はありません。あえて注意するのであれば、排水性と保水性のバランスの取れた土を選びましょう。

ひまわりは周りの植物に必要な栄養分まで吸い取ってしまうため、近くに花や野菜が植えられているときには腐葉土や堆肥など、養分の多く含まれた土を選ぶとよいでしょう。

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ひまわりの種まきの方法

ひまわりの種まきの方法

ひまわりの種まきは、1か所につき2粒から3粒ずつ種をまきます。あまり隣の花と近づけすぎないように注意して、だいたい30㎝以上の距離を置いて等間隔に種をまいていきましょう。

種うえが終わったら、その上からよくほぐした土をかぶせ、十分に水を与えて下さい。ひまわりの芽が出るまでは、こまめに様子を見ながら土が乾いていないかどうかチェックして下さい。しっかりと根が出るまでは土が乾かないよう注意しましょう。

鉢植えにする場合

鉢植えにする場合

ひまわりを鉢植えにする場合は、小粒の赤球土と腐葉土を7対3の割合で土を作ってください。

根が広く張る植物ですので、なるべく深めの鉢を選びます。直径はそれほど大きなものでなくても構いません。地植えにするときと同様に、芽が出るまでは十分に水を与えるようにして下さい。

ヒマワリがしっかりと根付き、芽が出るまでは絶対に乾燥させてはいけません。鉢植えにする場合には、特に土が乾きやすいので十分に水を与え、週に一度は液体状の肥料を与えましょう。

ひまわりの肥料の与え方

ひまわりの茎は太く、栄養分を吸い取る力は強いため肥料を与えすぎると枯れてしまう場合があります。

ひまわりの栄養分が十分足りているかどうかについては、葉の色を見れば分かります。ひまわりの下の葉が黄色く変色していたら、栄養が十分に行き渡っていない証拠です。その場合は、吸収力の高い液体状の肥料をすぐに与えてあげましょう。

そうでない場合には、リン酸系の肥料を月に一回程度、追肥してあげるようにしましょう。窒素系の肥料は、主に葉を楽しむ観葉植物を育てるのに向いている肥料ですので、花を楽しむひまわりのような植物を育てるときには、リン酸系の肥料が向いています。



ひまわりの水やり

ひまわりが発芽したら、それほど水やりに神経質になる必要はありません

成長してから水を与えすぎると根腐れを起こしてしまったり病気にかかりやすくなったりします。

気温や土の乾燥の具合にもよりますが、通常は朝と夕方の2回、水やりをします。

摘心のやり方

ひまわりは特に摘心する必要のない花です。摘心は花を増やしたいときにのみ行います。

摘心する場合は、葉が5枚から6枚程度に増えたときに、咲かせたい部分の芽だけを残し、芽の先端だけを取り除きます。摘心することにより、脇芽が伸びて茎が成長し過ぎるのを抑えることができます。

ただし、摘心することで花が小さくなることがありますので、ひまわりの花を大きくしたい場合にはそのままの状態で育てることをおすすめします。

ひまわりの種をとるには

ひまわりの種は成長の途中でとってしまわないよう注意して下さい。ひまわりの種は、花が完全に咲き終わった後で収穫します。

また、花が咲き終わってしまってもすぐに種をとってしまうのではなく、1か月程度そのままにしておき、ドライフラワーのように乾燥してしまってから種の収穫をします。種をとる際には花の付け根から切り取り、風通しの良い場所に置いて全体をよく乾燥させた後で種を取り外していきましょう。乾いた花をよく手で揉みほぐし、ふるいにかければ種だけを取り除くことができます。

ひまわりの種を食用にする場合は、よく洗った後で再び乾燥させましょう。水分が残った状態で放置しておくとカビが生えてしまうことがあります。とれた種を保存しておく場合には、密封性の高い容器に移し入れ、冷蔵庫など涼しい場所に保管しておきましょう。

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ひまわりの病気・害虫について

ひまわりは比較的育てやすい花ですが、葉の色具合をみて茶色や黄色に変色している場合には、病気・害虫に侵されている可能性があります。

病気や害虫が付いているのを見つけたら、すぐに対処しましょう。ひまわりを育てる際に注意したい病害虫は、以下のものになります。対策についても解説しますので、参考にしてみてください。

ナメクジ

ナメクジ

ひまわりを育てる際にはナメクジに注意して下さい。ナメクジが付いてしまったら少量の塩をかければ駆除することができます。

ナメクジは塩を嫌いますので、少しだけ塩を含ませた水を少量かければ、手で触らなくてもぽとりと下に落ちてしまいます。塩はあまり多く含ませると、ひまわりそのものを枯らせてしまいますので、ほんの一つまみ程度で構いません。

また、ひまわりが発芽したばかりのころは、特にナメクジがつきやすいので注意しましょう。

アブラムシ

アブラムシに注意!

アブラムシはあらゆる植物につき枯らしてしまう厄介な害虫です。

アブラムシは、ひまわりの葉の裏や茎に多くつきますので、葉を裏返してアブラムシが付いていないか確認しましょう。アブラムシを見つけたら、すぐに薬剤を吹きかけるなどして対処してください。

薬剤を使用したくないという人は、牛乳や洗剤を水で薄めて吹きかけても取り除くことができます。また、てんとう虫はアブラムシの天敵ですので、見つけたら大事にしましょう。

黒斑病・べト病

湿気の多い時期には、黒斑病べト病に注意しましょう。

黒斑病は、茎の下に付いた葉に黒い斑点が現れますので、そのような症状が出た場合にはすぐに葉を摘み取り、薬剤をかけておきます。7月から8月にかけて注意が必要です。

べト病もまた湿気の多い時期に繁殖しやすく、菌が風に飛んでくることにより感染します。この場合も、べト病にかかった葉を取り除き、市販の薬剤をかけておいてください。

ひまわりを育てる際の注意

ひまわりを育てる際の注意

ヒマワリは、ほかの花との寄せ植えには向かない植物です。

ひまわりはほかの植物に比べて茎が太く丈夫で、吸収力の高い植物ですので、違う種類の花や野菜などを近くで育ててしまうと周囲の花や野菜の栄養分まで吸い取ってしまい、周りに植えた植物たちを枯らせてしまうことがあります。

それさえ注意しておけば特に育てるにあたって難しいことのない花ですので、観察日記をつけたり成長記録をつけてみたりと、昔に戻ってお子さんと一緒に花を楽しむのも良いのではないでしょうか。