夏に植える花

ダリアの育て方!土作りから病害虫の対策まで紹介!

ダリアの育て方!土作りから病害虫の対策まで紹介!

ダリアは、30000種類と多くの品種があり、花の形や大きさもそれぞれです。

国内に多く流通しているタイプだけでも 10種類以上ありますので、ダリアとは思わず、何げなく目にしている方も多いでしょう。

ダリアは大胆な色と形が特徴ですが、霜や暑さにも弱いデリケートな植物です。

ダリアの日当たりと置き場所

ダリアの栽培時期表
ダリアは、15℃から20℃の暖かい環境を好みます。寒さに弱い植物ですが、0℃を下回ったり霜にあたったりさえしなければ、球根を土に植えたまま屋外でも冬を越すことができます。

また、暑さにも弱く30℃以上の環境では育ちにくいので、真夏は遮光カーテンや遮光ネットをかけてあげるなどして半日陰で育てましょう。

ダリアの土づくり

ダリアの土づくり
ダリアは、水はけのよい土を好みますので、初心者の方はホームセンターなどでも販売されている草花用の培養土を使いましょう。

ご自分で土を作る場合には、赤球土と腐葉土を7対3の割合で混ぜ合せておきます。地植えにする場合は植え付けを行う 1週間から2週間前に石灰を混ぜておき、土を中和させておきましょう。

また、ダリアは連作を嫌いますので、地植えにして数年経過している場合は、新しい土と入れ替えてあげましょう。

ダリアの肥料


ダリアは、植え付けを行うときと、春と秋の3回肥料を与えます。球根から育てる場合は、効き目の緩やかな緩効性の肥料を選びましょう。

植え付け後に肥料を与える時期は、代替1カ月後ぐらいを目安にし、成長が進む5月頃と暑さが収まる9月ごろに与えます。鉢植えで育てる場合は、土が少ない分多くの栄養を必要としますので、水で薄めた液体肥料を10日に一度の割合で与えましょう。

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ダリアの植え付け方

ダリアの植え付け方

ダリアの植え付けは、3月から5月ごろが最適です。桜の花が咲く時期を目安に植え付けを行いましょう。ただし、東北から北海道にお住まいの方は、桜が咲いても雪や霜が降る場合がありますので、見極めが肝心です。

ダリアは、暖かくなる3月から9月に植え付けを行います。東北、北海道地区にお住まいの方は、霜や雪が降る恐れがありますので、育苗用のプランターや卵パックなどに土を入れ、5cmほどの間隔に種をまいていきましょう。種は、1カ所につき2粒から3粒を目安にして下さい。

種をまき終わったら、後は上から軽く土をかぶせておきましょう。だいたい5mmほどの厚さに土を被せておけば大丈夫です。発芽するまでは土が乾燥しないよう注意しましょう。順調に育てば1週間ほどで根が出ますので、葉が2枚から3枚出てきたところで地植え、または鉢に植え替えをして下さい。

地植え

ダリアの植え付けを行うには、2週間から3週間前までに掘り起こした土に有機質の肥料を混ぜ合せておきましょう。

また、土を中和するため、1週間から2週間前までに石灰を混ぜ合せておくとよいでしょう。

球根の場合

球根を植え付ける場合は、穴を 5cmから10cmの深さになるよう堀、斜めに成長しないように、注意しながら球根を植えてきます。

苗、または球根同士は30cmから50cmほど間隔を空けて植え付けをします。植え付けた後はたっぷりと水を与えて下さい。そのあとは、球根が腐るのを防ぐため、水やりはなるべく控えましょう。

ダリアの水やりのポイント

水やり

ダリアの水やりのポイントは、花を傷めないよう花やつぼみに水がかからないよう注意することです。つぼみの段階では、水差しを利用したほうがよいでしょう。

土に雑菌が混ざっている場合、ホースなどで勢いよく水をかけてしまうと、茎や葉に傷が付いていた場合、そこから病気に感染する可能性があります。ホース使うときは、先端にシャワーヘッドをつけるか、またはジョーロを使ってください。

また、ホースで水を与えるときは、少し水を出してから花に水をかけてください。ホースの中に入った水が太陽で熱くなっていることが多く、水がお湯になっている場合があります。

ダリアの鉢植え

ダリアを鉢やコンテナで育てるときは、1鉢につき、球根1つを目安にして下さい。ダリアの根は横へ横へと広がりますので、鉢は直径30cm以上ある10号以上の大きさのものを選んでください。

まず、水はけを良くするために鉢の底にネットと軽石を敷いておきます。はじめに土を鉢の2/3程度の深さまで入れ、球根の先端を上に向けて入れたら、鉢の8割程度の深さまで土を入れていきましょう。植え付けるときは、肥料を忘れずに与え、最後に支柱を立てておきましょう。

支柱の立て方

ダリアは背丈が高くなる植物ですので、成長して枝が倒れないよう支柱を立てておきましょう。

支柱は、鉢の四隅に立てておきます。

ダリアの冬越し

冬は球根を掘り起こして休眠させます。土から掘り起こした球根を水で洗い、直射日光が当たらない日陰に置いて1週間ほど乾かします。球根はあまり乾燥させすぎず、触った時に少ししっとりしているくらいが目安です。

球根を入れる箱を用意して、土にもみ殻を混ぜ、球根を中に入れておきましょう。また、球根は箱に入れる前に湿らせたバーミキュライトに土を混ぜたもので包み、ビニール袋に入れて保管します。

箱は霜などが降らない場所を選び、室温が5℃以下にならないよう注意ます。冬の間は時々球根の様子をこまめにチェックして、乾燥してるようであれば球根を包んだバーミキュライトにもう一度土を混ぜ合せておきます。

保管している球根は湿気を含んでいますので、カビが生えてくることがあります。球根にカビが生えていたら、こまめにふき取り湿度を調整して下さい

ダリアの株分け

ダリアの球根は、2月から3月くらいに掘り起こし、球根から新しく芽が出ていたら、分球できます。分球する場合は、芽を傷つけないよう注意し、あらかじめ消毒しておいたカッターかナイフを使ってきれいに切り分けていきます。

挿し木にする場合は、これまで育てていたものと同じ土を用意して、6cmから7cmほどの長さにカットし、切り口に発育促進剤を塗っておきます。切り口を下にしたら2cmから3cmほどの深さに土に入れ、日陰で育てます。その間、土が乾燥しないようこまめに様子を見て、2週間ほど置いておきましょう。

そのあと徐々に日向へと移していきますが、ダリアは急激な環境の変化についていけないため、徐々に日陰から半日陰、日向へと移動します。日向に移すときは西日が当たらない場所を選びましょう。

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ダリアの病害虫

ダリアの病害虫

ダリアにとって特に注意が必要なのは、「灰色かび病」と「メイガ」です。

それぞれの対処法について説明していますので、参考にしてみてください。

灰色かび病

灰色かび病は高温多湿を好みます。また、花が枯れたり葉や枝に傷が付いていると、そこから灰色かび病に感染してしまいます。

灰色かび病を防ぐには、枯れた葉や傷んだ葉を早目に取り除いておく必要があります。灰色かび病に感染すると、粉をまぶしたような灰色や茶褐色の斑点が現れます。

この斑点が徐々に大きくなり、被害の範囲が広がると株全体、または周りの植物に感染してしまいますので、灰色かび病の症状が現れている葉を見つけたときは、すぐにその葉を取り除き、焼却処分しましょう

メイガ

メイガはダリアの根の中に入り込んでダリアを食べ尽くしてしまいます。

メイガの食害が進むと、株そのものが枯れてしまいますので、その前に薬剤を散布してメイガが繁殖するのを食い止めましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回はダリアの育て方やポイントついて紹介しました。ダリアは、メキシコ原産の植物で、丸みを帯びた花びらが幾重にも重なり、ぽんぽん菊ような形をしているものもあります。

ダリアには、花びらの先端が少しとがっている花びらの多い蓮の花のような形をしているものなど、種類が多いのが特徴で、色も濃いピンク色や黄色などさまざまなものがあり、大胆な色合いや繊細な色合いのものなど、好みに合わせて選んでいただけるのも魅力の一つです。

一つあるだけでも華やかな印象を与えられる花ですので、上手に育てて楽しみましょう。