枝豆は、収穫した時点から栄養がどんどん無くなっていきます。そのままですと、あまり日持ちはしません。そんな枝豆の賞味期限は、保存方法によってだいぶ違ってくるんです。
賞味期限と言っても、枝豆は野菜ですから記載はありません。自分で見て、臭いを嗅いで、五感で判断するようにしましょう。
枝豆を生のまま置いておくと・・・
枝豆は生のまま置いておくと、すぐに傷んでしまいます。なるべく早く茹でるようにしたいものです。
どうしてもすぐに茹でられないのでしたら、枝付きのまま、新聞紙を濡らしたものに包んでおきましょう。そして、そのまま冷暗所や冷蔵庫(野菜室)で保存するように。
枝から外した場合は、同じく濡れ新聞紙で包み、ビニール袋に入れてから野菜室に入れましょう。この場合の賞味期限は、3日くらいです。3日目には、味は相当落ちていることでしょう。
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茹でた場合
枝豆は、収穫したらなるべく早く茹でると良いです。
茹でたら、ザルの上に乗せて冷ましましょう。扇風機を使ったり、うちわで仰ぐのがおすすめです。水で冷やしてしまうと、塩気がなくなりますし、水っぽい枝豆になってしまいます。
冷めてから、ビニール袋やジップロックに入れて冷蔵庫へ。この場合の賞味期限は、2~3日くらいです。
冷凍保存した場合
茹でた枝豆を冷凍保存することもできます。この場合は、固めに茹でるようにしましょう。そして冷やす時には、氷を入れた流水を使います。
冷めてから、キッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。そうしてから、タッパーやフリーザーバッグに入れて、冷凍庫へ。袋の上からアルミホイルを巻くと、速く冷凍する事ができますよ。
皮を向いてから冷凍保存すれば、料理をする時にすぐに使えて便利です。この場合も、水気はきちんと切ってくださいね。
解凍するには、また茹でてください。ムラに気をつければ、レンジで解凍もOKです。自然解凍や流水解凍でも大丈夫ですよ。
そして、冷凍した場合の賞味期限は、1カ月くらいです。
枝豆の賞味期限の見分け方
賞味期限が過ぎた枝豆は、どんな感じになるのか挙げてみます。
- ヌメヌメしてくる。
- 変な臭いがする。臭い。
- 糸を引いている。
- カビが生える。
こういう状態になっていたら、傷んでいます。食べられないと言えるでしょう。
枝豆の長持ちする保存方法
先ほども触れましたように、冷蔵庫でも冷凍庫でも、保存する時にはしっかりと水気を取る事です。
夏が旬なので、暑さに強いと思って常温保存をすると、枝豆は生長するために栄養を使います。そのため、味が落ちてしまうのです。ですから、生長させないように0~5℃の温度で保存するのが良いでしょう。
どうしても常温で置いておかねばならないのなら、20℃以下の場所を探しましょう。
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「美味しい枝豆の茹で方」
美味しい枝豆の茹で方をご紹介します。
材料
枝豆250g、塩40g、水1リットル
茹で方
- 枝豆を洗い、枝から切り離す。サヤの端を切り落とす。
- 塩15gで、揉みこむ。色鮮やかになり、味がしみこむ。
- 沸騰したお湯に塩(25g)を入れて茹でる。中火で、時間は3~5分
- ザルで冷ます。
茹でる時間は3~5分ですが、3分半くらいの時点で一度取り出し、味見をしてみましょう。
少し硬いくらいでも、予熱で柔らかくなっていくので大丈夫ですよ。
おわりに
枝豆の賞味期限と、美味しさを保つための保存方法についてご紹介いたしましたが、いかがでしょうか?
枝豆は、収穫したらなるべく早く茹でるようにするのがポイントです。
茹でる時には、ここでご紹介した美味しい茹で方を参考にしてみて下さいね。茹でた後は、流水で冷まさず扇風機を使うと良いですよ。