ドローンがよくテレビで取り上げられていることがありましたよね。
実は、ドーロンは農業でも色々なところですごく活躍してくれます。
これから、農業用ドローンについてお話ししていこうと思います。
ドローンとは
ドローンとは、無人機のことです。無線によって遠隔操縦ができ、また、コンピュータに前もってプログラムされたパターンにより、自立飛行もすることができます。
ドローンという言葉は、実は、ハチの羽音、雄蜂のことを意味しています。そこから、アメリカ軍が非公式で、小型無人機に関しては、この名前を使うようになったそうです。ですが、科学的、技術的用語ではありませんので、無人機の全部をドローンと呼ぶかどうかははっきりしていません。
最近では、主に複数のロータを搭載し、全地球測位システムのGPSによる自立航法装置というのを備えた小型のマルチロータヘリコプタのことを言うことが多いです。
現在では、ドローンの登録が義務付けられるようになり、日本では、無人ヘリコプタによる薬剤散布が本格的になり、ほかにも防災や測量、科学調査などの業務で幅広く活躍しています。
ドローンの農業での使われ方
農業の人手不足問題を解消!
農業をしている方の高齢化や、人手が足りない、後継ぎがいないなど様々な深刻な問題を抱えているのが、現代の日本の農業の姿です。
若者の農業に対する考えや、収入が不安定であること、すごく大変な作業や天候によっての影響が大きいなど、マイナスのイメージが強いのが現実です。
特に、広い農園を所有しているところは、少ない人数で丁寧に作業しなければならないことや、夏の暑い日でも、休むことができないといった厳しい環境の中で、厳しいイメージがわくのは仕方のないことだと思います。
ですが、農業用ドローンが登場したことにより、大きくイメージが変わってきました。今では、楽しみながら農業をすることができるようになってきています。
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農薬散布
主な農業でのドローンの使われ方は、農薬散布。農薬散布は、ドローンによって、空中から散布するという方法です。
これまでは、空中散布と言えば、農業用の無人ヘリなどを活用してきましたが、価格がとても高く、もち運びも、一人ではできないほど大変でした。
一方、ドローンは価格も比較的安く、一度購入すれば、あとは農薬のみで経費も抑えることができるので助かり、ヘリよりも近い距離で散布することができるため、農薬の量の調整もできます。
精密農業
精密農業は一見同じに見えている農園や作業でも、細かく見ていくとバラつきがあって、どれも同じではありません。
農家の方の、長年の経験や勘でやってきた農園や農作物の管理を、情報通信技術を入れることによって数値化でき、より最適な状態に管理することで、品質向上を目指すことができます。ドローンは、こういった作業に非常に適しています。
育っていく状況はもちろんですが、病気や害虫の兆候までもが細かく知ることがでいるようになり、活用することによって、プラスの要素がかなり多いです。
農業用ドローンの価格
ドローンと言っても価格は色々ありますが、一体いくらぐらいするのでしょうか?
A3フライトコントロールがついているタイプは、外からの衝撃などで液体が揺れても安定してドローンの飛行ができます。ほかにも精度の高い3つのマイクロ波レーダーが配置されています。このレーダーがGPSを認識しています。
こういった農薬散布に特化したスペックを搭載しているドローンは180万円前後です。民間の空撮などに使用するドローンよりはかなり高いですが、ラジコンヘリよりは、かなり低価格です。
おわりに
今回は、農業用のドローンについて詳しくお話ししてきましたが、いかがでしたか?
広い敷地を持っている方は、ドローンを取り入れてみるのも良いかもしれませんね。