観葉植物

ハリシーの育て方!選び方や肥料のやり方について

ハリシーの育て方!選び方や肥料のやり方について

ハリシーはエアプランツの中でも栽培難易度が低く、どこでも手に入れやすいのが特徴です。

多肉で銀色のスッと伸びるロゼット型の葉は、部屋のインテリアとしても人気です。

今回は、ハリシーの室内での育て方についてお話したいと思います。

エアプランツとは


エアプランツとは、砂漠または森林などに存在している根を持たない着生植物のことで、
ブロメリア科のチランジア属に分類されます。原産地は南アメリカから北アメリカ。

エアプランツには根がないので土や肥料の必要がなく、株が空気中の水分を吸収することによって生長します。

自然に生えているエアプランツは樹木や岩石に着生しますが、観葉植物として育てる時はコルク、流木、バークなどを利用して栽培管理します。

ハリシーの好む環境

屋外で育てる時の注意

ハリシーは乾燥に強く、日光を好む植物です。ただし、直射日光は葉焼けをおこす原因となるので絶対避けましょう。

日光が不足すると徒長することがあるので、置き場所は、日の当たる窓際のレースカーテン越しがよいでしょう。

耐暑性にすぐれるハリシーは約40℃の気温まで順応することができます。一方、耐寒性にはやや弱い性質があり、10℃以下になると株が弱り最終的には枯死してしまいます。栽培管理は、20~30℃に保たれた室内が一番良いでしょう。

ハリシーの育成条件
  • 日当たり:日なた・半日陰(直射日光は40%遮光)
  • 用途:鉢
  • 耐寒性:やや弱い(10℃以下は不可)
  • 耐暑性:強い
  • 花色:紫(花苞は赤)
  • 開花時期:不定期

ハリシーの選び方

ハリシーは、ホームセンターや百均、インターネットなどで購入することができます。

購入時に、実物を目で確認できるときは、次のような点をチェックしましょう。

  • 株がしっかりしていて、色が綺麗なこと
  • 葉の色つやが良く、先端が茶色に変色していないこと

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ハリシーの用土

ハリシーは着生植物なので土が必要ありません。

ハリシーを含むエアプランツは根を持たない植物とご紹介しましたが、実は株元には小さな根が存在するので、活着することができる素材があれば生育が安定する特徴があります。

また、小さな根は活着する役割以外にも、微量ですが水分や栄養を吸収する力があります。
購入したままの状態でも育成することは可能ですが、できれば素焼きの鉢と素材を用意してハリシーを活着させることをおすすめします。

軽石


鉢の中に鉢底ネット、軽石を入れて、その上にハリシーを乗せてあげましょう。

軽石は、水はけの良さが特徴の植え込み材料です。バークやコルクよりも湿度を高く維持することができます。

バーク(インテリアバーク・バークチップ)

バークは松の樹皮からできています。特徴は、水はけがよく扱いやすいこと。汎用性も高いので、素材選びに迷ったらバークがおすすめです。

ただし、バークには松ヤニが含まれているので使用する前にあく抜きが必要です。あく抜きをすることで、ハリシーが汚れずにすみます。

バークのあく抜きの方法
  1. 水を入れた容器にバークを半日から1日漬け込む
  2. 水を取り替えて、再度同じ時間漬け込む
  3. 完璧に乾燥させる

 

バークに活着させる方法
  1. あく抜きを終えたバークに、電動ドライバーやキリなどで穴をあけましょう。
  2. 根がある場合は穴の中に根を入れ、裏からホチキスで固定します。
  3. 根が無い場合は、ワイヤーや紐などで固定しましょう。

水苔

市販されている水苔は、乾燥した状態で販売されています。使用するときは、バケツなどに水を張り、ふやかして戻しましょう。

水苔を植え込みに使うことで、高い湿度が保てます。

水苔への活着のさせ方
  1. 素焼きの鉢、鉢底ネット、軽石を敷く。
  2. 水苔を水でふやかし、ある程度絞ったらハリシーに優しく巻き付ける。
  3. 鉢の中心にハリシーを置き、鉢のハリシーの間の空間に水分を含んでいる水苔を敷き詰める
  4. 敷き詰めた水苔を上から手で押しながら、脱水する
  5. 水苔が足りなければ追加する

なお、根が全くついていないハリシーを水苔に活着させる場合は、表面の滑らかな園芸用の紐などを利用して、ハリシーと鉢底ネットを結び固定しましょう。

ハリシーの葉はとても折れやすいので、丁寧かつ慎重に取り扱いましょう。

ハリシーの水やり

ハリシーの水やりはミスティング(霧吹き)ソーキング(水に浸す)の2つがあります。

基本的にはミスティングを行いましょう。

ミスティング

イオナンタの水やり

ミスティングの頻度は週に2~3回にしましょう。

耐寒性に弱いことから、10℃以下になるような寒い環境の場合は週に1回が目安です。

ソーキング

水やりを忘れて乾燥してしまった時は

ソーキングを併用して行う場合は、月に1~2回が目安です。水の張った容器にハリシーを漬け、終了したら逆さまに吊すなどしてしばらく管理しましょう。

ハリシーに水をやりすぎると腐ったり、トリコームが減る原因になったりします。

トリコームとは?
ハリシーの葉の色が銀色と言われるのは、トリコームという葉の表面を覆う毛があるからです。トリコームがあることで、乾燥や暑さに強くなり、美しい色合いのハリシーを作り出すと言われています。

ハリシーの肥料

ハリシーの生長を促したい時、大きな花を咲かせたい時は液体肥料を施しましょう。頻度は週に1回です。

正しい希釈倍率で肥料を与えないと、葉焼けなどをおこすことがあるので注意してください。

また液体肥料を与えた次の水やりでは、葉についた肥料を落とすつもりでしっかり水やりを行うのがポイントです。

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ハリシーに発生しやすい害虫

ハダニ

ハリシーに発生しやすい病気や害虫はほぼありません。ただし、乾燥と高温で発生するハダニには注意しましょう。

ハダニはきちんと水やりを行っていれば防ぐことができます。

ハリシーの花

ハリシーの花

ハリシーは、赤い花苞の中に紫色の花を咲かせます。花が咲く時期は決まっていません。

個体差や置かれている環境によって、咲く時期はまちまちです。

おわりに

ハリシーは栽培管理が楽なので、エアプランツを初めて育てる人におすすめの植物です。

今回は素焼きの鉢に入れる育て方をご紹介しましたが、他にもワイヤーで吊したり、鉢以外の容器に入れたりしても育てることができます。

お部屋でハリシーを育てて、ワンランク上のオシャレな雰囲気を楽しんでくださいね。